慢性腎臓病になりやすいタイプ
 
@糖尿病 A高血圧 B肥満 C脂質 Dメタボリックシンドローム
 
E動脈硬化 F喫煙者 G高尿酸血症 H遺伝 I高齢者
 
成人の5人に1人は「慢性腎臓病」の疑い!
 
アドバイス
※慢性腎臓病になりやすい危険因子がある場合は半年に1回程度
定期的に検査を受けましょう!
 
2011/10/10

検査方法!
 
糸球体のろ過機能に異常があるかを調べる「尿検査」。主に尿にたんぱくが混じっているかどうかを見る検査です。
悪い食生活などが続くと、血液中に「糖」や「脂肪」が増加します。すると、ろ過する穴を無理矢理通り抜けて穴を広げてしまいます。広がった穴から体に必要なたんぱく質など漏れ出します。
 
慢性腎臓病(CKD)のステージ分類
 
ステージ1 腎臓の機能 90以上   血清クレアチニン 1〜1.5
ステージ2 腎臓の機能 60〜89  血清クレアチニン 1.5〜2
ステージ3 腎臓の機能 30〜59  血清クレアチニン 2〜6
ステージ4 腎臓の機能 15〜29  血清クレアチニン 6〜8
ステージ5 腎臓の機能 15未満   血清クレアチニン 8以上
 
 
※ステージ3以上は、気をつけましょう!(一度ご自分のステージを調べてみましょう。)
 
ステージ3(腎不全期) ステージ4(尿毒症期) ステージ5(透析療法期)
 
※透析を受けている人は約28万人
 

※治療しないと最終的に腎不全に!!
 
※重要※
@基本的に腎臓病には自然治癒はない
A自覚症状が現れるのは腎機能が1/3に落ちてから
B腎不全になると、透析をしないと生命維持ができない
 
 
 
 
※ 予 防 法 !!

運動療法のポイント
 
○運動の強さ
  息切れせず、汗ばむくらい、「きつい」と感じない程度
○運動の量
  1回30〜60分、週3回以上
 
食事療法のポイント
(※医者の指示に従って下さい)
 
@蛋白質の制限
    慢性腎不全  0.6〜0.8g/kg
    糖尿病性腎症 0.6〜0.8g/kg
 
Aエネルギーを十分にとる
    エネルギー不足になると体の栄養状態低下をまねきカリウム上昇につながる
    慢性腎不全  35kcal/kg
    糖尿病性腎症 30〜35kcal/kg
 
B食塩・カリウム・リン制限
    食塩は5〜7g以下
〜検査について〜
 
腎臓病はあまり症状がでないので定期的な検査が必要です
 
進行を防ぐためには5つの”はかり”が大切です。
 
1 体重をはかる
2 血圧をはかる
3 尿成分をはかる
4 食事量をはかる
5 血液成分をはかる
 
 
 

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